令和2年度 エコシップ・モーダルシフト事業
優良事業者14社に国土交通省海事局長表彰

エコシップ ・ モーダルシフト事業実行委員会(フェリー事業者並びにRORO船、コンテナ船及び自動車 専用船等の内航事業者で構成)では国土交通省海事局の協力を得て、令和3年2月24日に開催されたエコシップ・ モーダルシフト事業者選定委員会(委員長 : 矢野祐児 流通経済大学教授)において、令和2年度の「エコシップマーク」大賞 2社(荷主 1 社、物流事業者 1 社)、優良事業者12社(荷主6社、物流事業者6社)を決定しました。
平成20年度に第1回「エコシップマーク認定制度」を開始して以来、今回で 12回目(平成30年度は中止) を迎えました。推薦企業の業種は年々広範に及び、今回はブロイラー、お菓子など食品、薄鋼板、酪農機械等多岐にわたる事業者が優良事業者(下記表参照)として認定されました。
 昨年度から特に功績のあった優良事業者に対し「海運モーダルシフト大賞」が新設されましたが、今年度は五十鈴東海(株)、日本通運(株)名古屋南支店 名古屋製鉄事業所の2社が選出されました。荷主の五十鈴東海(株)はCO2削減効率を向上させるため、従来、異なる出荷拠点で加工されていたそれぞれの製品を乗船港に近い方の拠点に加工を集約する出荷拠点の変更を行い、集荷地から乗船港までの陸上輸送距離を半減、CO2削減に加えて、集荷乗務員の拘束時間が大幅に短縮しました。また日本通運(株)は「荷ずれ」を防止する梱包方法や安全な積み込み方法を独自に構築、荷主企業に提案し、安定したモーダルシフトを実現しました。
  
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※平成30年度は募集中止