国土交通省海事局及びフェリー事業者やRORO船、コンテナ船、自動車船事業者等で組織するエコシップ・モーダルシフト事業実行委員会では、平成27年度の「エコシップマーク」優良事業者20社（荷主10社、物流事業者10社）を対象に、7月12日（火）、海運クラブにおいて、国土交通省海事局長表彰を行いました。 エコシップマーク制度は、地球環境にやさしい海上貨物輸送を一定以上利用している荷主、物流事業者に対して、「エコシップマーク」の認定を行い、マークの表示によって環境にやさしい企業としてイメージアップに役立てていただこうというものです。現在、多数の認定事業者が日本各地で商品パッケージや輸送車両等に「エコシップマーク」シールを貼って、PRに努めています。 平成20年度に第１回「エコシップマーク認定制度」を開始して以来、今回で8回目を迎えました。推薦企業の業種は年々広範に及び、今回は飲料・食用油・衣料用洗剤など日用生活品をはじめ家具、工業部品、キャップ製品、印刷板材料等多彩な業種にわたる事業者が優良事業者（下記表参照）として認定されました 近年は陸送から海上輸送にシフトするだけではなく、海上輸送と陸上輸送を効率よく組み合わせた高度なモーダルシフトを実践することで、物流コストの削減を図るだけでなく環境問題への積極的な取り組みが可能となっています。